10万円のおはなし
どうもこんばんは。
めんどくさがりです。
今回は話題の10万円についてお話しします。
私にもやっと書類が届き、提出してから振り込まれるまでの間、なんだかずっとソワソワしてました。
なぜかというと、お金を使って買い物ができるというワクワク感からです。
もちろん普段からお金を使いお買い物をしていますが、
そのお金自体にストレスが関わっているからです。
それは働けていないこと。
まだ就労訓練にも参加できていない私は無収入です。
日々仕送りで生きています。
ご飯を買ったり病院に行ったり光熱費を払ったり家賃を払ったりと仕送りしてもらってるお金で支払いながら生きています。
上記に関しては生きていくためのお金なのでそこまで大きくストレスにはならないのですが、
その他のものを買うときに頭に浮かぶのです。
「これを買ったら無駄遣いしてる、とまた怒られるのではないか」
例えば本を買うとき、家族から見れば必要ないものなので無駄遣いと言われることがあります。
そんなことが積もり積もった結果、買い物をするたびに怒っている家族の顔が浮かぶようになりました。
そしてさらに買い物していなくても、服がボロボロで恥ずかしいから新しいもの欲しいな、と思うときにも浮かぶようになりました。
そのためいくら下着が穴開こうが、Tシャツがよれよれになろうが、靴下がボロボロになろうが(まだ穴空いてないから大丈夫と思ってた)買うのを躊躇って買えずにいました。
化粧品もそうです。
毎日するわけではないし、高いものが欲しいと思うわけでもないけれど、
誰かに会うときにすっぴんは恥ずかしいからしておきたい。
けれどそれは私の感覚であり家族から見れば必須なことではないので無駄遣いになってしまうのではないか…。
そんな風に悩むことが沢山ありすぎました。今でもあります。
けれど今回の10万円は違います。
働いてる方などの支払っている税金ではありますが、私も微量支払っているであろうお金となれば誰の顔色を伺うことなく買い物が出来ます。
本を買おうと、下着を買おうと、家族から無駄遣いと言われることはないはずです。
(広く見れば大事に使うお金であまり使わずに取っておく方が良いのかもしれませんが)
なのでそのお金で何を買おうかリストを作ったりしてました。
コンタクトが欲しいなーとか
バスタオル新しくしたいなーとか
パン切り包丁欲しいなーとか
下着買い替えなきゃなーとか
一つ一つは大きな買い物ではありませんが、その買い物を躊躇させるだけの力が
無駄遣いしないで
の言葉にはあったんです。
時折ストレスやだるさからインスタント食品やお菓子をかなり買い込んでみたり、百円ショップで文具や消耗品など買い込んでみたりする反動期がありましたが、
普段の私には駅ビルでウィンドウショッピングもあまり楽しめず、ドラッグストアも洗剤などばかりでコスメコーナーは通り過ぎるだけ。
私が何年も同じ服を着て、同じ化粧品を使い、ボロボロでサイズも合っていない下着で生きていても誰も困らないのですが、
変われてないんだなぁ、自分だけ。
と立派に働く友人を見ては考えてしまいます。
でも!私は!服を!買ったぞ!!!!
GUで990円のシャツですが、買いました。
誰にも何も言われないで、値段よりもちゃんと欲しいと思って選べたものです。
他にもサンダルとか靴下とか買いました。
私は買い物をしました。
生きてはいるけどしねてないだけ。
そんな風に日々過ごしているので、
買い物自体もそうですが、
欲しいものをかんがえてるときからわくわくしていた時間は
私はちゃんと生きてました。
今年の服を着て、今年を過ごす。
当たり前みたいでなかなか難しいこと。
残りのお金もどう使おうか考えますが、使い切ったときに仕送りの連絡するのが怖くてなかなか決められません。
仕送りの連絡するの本当に心が砕けます。
また言わなきゃいけない、頼らなきゃいけない。
この間もお願いしたのに。
と自分を責める言葉ばかり浮かぶので
やはりお金はストレス。
でも、自分で買った服は、何度見てもワクワクさせてくれます。
なんか書いてるうちに辛くなってきたので、今回はこの辺で。
では、また。
みなさんも良い10万円の使い方と出会ってください。